2024年9月10日
前回の授業報告に記載した「工業地帯・工業地域」のテストを実施しました。
下の写真が問題用紙です。
学習を全くしてきていないというお子様はいませんでしたが、完璧にできたという方はわずかでした。
今回のテストの難しさは答えを思い出す手がかりがきわめて少ないということです。
完全に記憶していないと解答欄を埋めることはできません。ただ漠然と正解の書かれたプリントを眺めているだけでは、一週間で完璧に記憶することはなかなかに難しいでしょう。
覚えるためには、以下のようなことが必要でしょう。
(1) 覚えたと思ったら、覚えたかどうかを必ず確認する。覚えきれていないときは、間違えたところを覚え直した後で再度確認する。
(2) (1)で全て覚えたものを、翌日以後に再度確認する。覚えきれていないときは、(1)→(2)を繰り返す。
テスト終了後に、「覚えたかどうかを確認する重要性」について話し、次週も同じテストを実施する旨を告知しました。
記憶をするための方法を覚えれば、これからの学習(社会科に限らない)に対して大きな武器となります。
「覚えたつもりが覚えきれていない」という状況を体験し、その理由を検討し、行動を最適化していくことが重要です。テストを利用したアプローチを継続してまいります。