東京・三鷹駅から徒歩5分-小学生(中学受験)・中学生(高校受験)対象の少人数制進学塾です。進学教室ONEでは無理なく「やれること」から少しずつ負荷を上げ、受験勉強を通して能力・精神力を鍛えていきます。
進学教室ONE
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小学生の読書について(2)

前記事にて、小学生の読書についてのONEの基本スタンスについて述べさせていただきました。

活字の本であろうが、マンガであろうが、読めるものを読めばいいのです。読んでも理解できないもの、読んでも面白くないものを読んでも得るものはありません。
読みたいものを読めばいいのです。これに関連して、大切だと考えていることがございますので、前記事の補足として、三つほど書かせていただきます。

① 特定の本(マンガも含む)を読むことを強制しない。
お子様に「読ませたい本」・「読んでもらいたい本」を強制的に読ませようとすることは、避けるべきだと思います。
夏休みに課題図書というものを読まされ、読書感想文の提出を義務付けられた経験はお持ちの方は少なからずいらっしゃるかと思いますが、ほとんどの場合、これは苦痛以外の何物でもなく、そこから得るものはほとんどありません。課題図書を選んだ人は、理由があってその本を「読ませたい」・「読んでもらいたい」と思ったのでしょうが、読まされる側にとっては、知ったことではありません。
もし、どうしても読ませたい本があるのであれば、子どもの目のつくところに置いておくだけにしておくことです。それをお子様が自ら手に取って読んでいくのであれば、意味がある形で読むことができるでしょう。

② お子様が「読みたい」といった本を与えることをためらわない。
お子様が「読みたい」といった本が大人からみて「くだらない」と思えるものであっても、与えることをためらう必要はありません。まずは読みたいものを読むという経験をすることこそが重要で、読んだ本の内容は二の次です。読みたい本を夢中になって読むという経験なしに、読書好きになるということはありません。「せっかく読むのなら、こっちの方が面白いし、ためになる」などといって、別の書物を与えることは、せっかくのチャンスを逃すことになると思います。

 

③ 本は借りるより買う方がよい。
本は借りるよりも、買った方がよいと思います。買った本はいつでも身近にあるので、気が向いた時に再び手に取り、繰り返し読むことができます。これが借りた本の場合はそうはいきません。あらためて借りに行けばいいではないかと思われるかもしれませんが、よほどのことがない限り、一度借りた本を再び借りようと思わないのではないでしょうか。
家に本があれば、何の気なしに一度読んだ本に手を伸ばし、気づいたら夢中になって読んでいた……といったこともあるでしょう。
同じ本を繰り返し読むことには大きな意味があります。読書家と呼ばれる人には、例外なく「愛読書」とか「座右の書」と呼ばれる書物があるものです。「愛読」したり「座右」に置いたりできるのは本を買って、いつでも手に取ることができるからでしょう。

 

 

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