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小4算数 授業報告 11月2日

小4算数 授業報告 11月2日

 

授業の前半の時間には、引き続き小数の足し算と掛け算の両方の問題を計算の課題として与えています。小数の足し算と掛け算はやり方が異なりますが、両方の問題を同時に解いても、それが原因で混乱するお子様はいなくなりました。小数の足し算と掛け算の確認は継続します。
また、2桁の整数で割る割り算についての確認も始めました。こちらについても継続して行なっていきます。

 

授業の後半では、「ものの個数」の数え方を扱いました。

(例題)
番号を書いたボールが下のように並んでいます。

⑩⑪⑫…⑳

ボールは全部で何個ありますか。

この問題については、直感的に20-10=10個としてしまうお子様が多くいます。しかし、⑩から⑳までを全部書いて数えてみると、11個であることがわかります。

直感的に考えたことについて、それが本当に正しいかどうかを実際に検証・確認しなければいけないということを知るのが今回のテーマです。

 

今回の授業では、まず全てを書き出すことで、直感的に考えた個数と実際の個数が異なることを示しました。また、少ない個数で試してみること(例えば、⑥⑦⑧の個数は3個であって、8-6=2個とはならない)でも、直感的に考えたことについて検証できることを示しました。

ここで重要なことは、直感的に考えることについて、否定しないということです。「考えている」にも関わらず、「きちんと考えなさい」・「まじめに考えろ」などといった言葉でそれを否定されてしまうと、お子様は何をすればいいのかわからなくなってしまいます。お子様方は「考えていない」わけではなく、知識や経験の不足などのために、考えが至っていないだけなのです。

 

実際に書き出してもらったりした上で、今回のテーマについて、直感で考えた個数と実際の個数がずれる理由について説明しました。この理由については、みなしっかりと納得できていました。

 

ただ、説明を聞いて頭で理解したと思っても、必ずしもすぐに自分でそれを同じように扱えるわけではありません。具体的な問題を考えるという経験を積むことによって、考え方が馴染み、やがて当たり前のように扱うことができるようになっていきます。「ものの個数」の数え方についてしっかりと理解しておくことは、今後の学習をしていく上で大きなプラスになります。次回の授業において、もう一度扱い、理解を深めてまいります。

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