⑴ 今回の授業から「諺(ことわざ)」を取りあげていきます。
諺の学習は、一般的に「単純に覚えること」が目的だと思われていると思います。しかし、諺を「単純に覚えること」は不可能です。諺学習で習得されるのは、1対1対応の単純な記憶ではないからです。
「サルも木から落ちる」で例示します。
① 諺「サルも木から落ちる」
② 言い換え「名人でも失敗することがある」
③ 解釈「油断をするな」
この時、①~③のように学習がされます。
①は、知識として覚える。
②は、諺を「自分の持っている知識」への言い換えの学習。 (パラフレーズ)
③は、①や②を“言葉通り”でなく、“一般的な価値観”によってどのように捉えるべきかの学習。
となります。これは、諺に限った学習でなく文章読解すべてで行われる学習です。ONEでは、この時期に徹底して「諺」で読解練習を行っていきます。長文読解と言われるものも、全て「一行の文章」の繰り返しに過ぎません。国語が苦手であればあるほど、長い文章の読解は避けたがる傾向があります。だからこそ、諺のように短い文章を用い、読解能力を徐々に、的確に身につけることが必要だと考えています。
ONEでは、小説や論説文は、この時期にあまり扱いませんが読解の授業は着実に行っています。不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、時期に合わせて題材を吟味していますのでご理解いただけたらと存じます。
⑵ 授業の前半では、社会の内容も使って「記憶練習」をしてもらっています。
リンク→「記憶練習」について
現在4年生では、「都道府県および都道府県庁所在地の名前と場所」を使って記憶の練習をしています。半数以上の生徒はすでにすべて覚えていますが、九九のレベルで定着させなければいけない知識ですので、いったん「覚えた」ことが確認された生徒にも毎回繰り返し書いてもらっています。問題なく全問正解できた生徒には「主な川と湖」・「主な平野」・「主な山地,山脈」などの受験で問われる地理の知識を使って記憶する練習を行っています。全員が一生懸命に取り組めています。覚えることに対して拒否感を持たないよう、忘れたことを責めることなく、繰り返し練習してもらいます。