2025年1月1日
4/3をもって春期講習が終了しました。
今回は春期講習の後編として4年生の様子をお伝えしたいと思います。
春期講習の前半でも扱った文章を後半でも引き続き扱いました。
全ての回を合わせると、B4の大きさのプリントでおおよそ10枚程度ビッシリと詰まっているほどの長い文章となります。一回の授業で読み切るのは、困難な長さだと言えます。
今回の講習会では、4回の授業に分けて扱うことで、長い文章を読むことが可能になりました。講習会の期間は連続して授業がありますので、たびたびこういう形で続き物を題材としています。
授業では初めに、前回までの記憶を反芻してもらい、「これまでのあらすじ」を対話しながら作っていきます。その後、これから読んでいく続きの本文中で使用されている言葉や背景知識の説明を行います。そして、文章を読んでもらいます。指定した場所まで読んでもらったら、そこまでのあらすじを文章でまとめてもらいます。あらすじをまとめる際に、本文中の言葉をそのまま使わなければいけないという思い込みがあるのか(学校のテストなどでそういう習慣がついているのかもしれません)、何度も本文を確認する生徒も見受けられますが、自分の言葉で書けるようにこれから少しずつアプローチしていきます。
4年生の間はとにかく楽しんで塾に来ること、真剣に取り組み、没入することを目的に授業を構成しています。
長文を読むという意識なく、気が付いたら長い文章を読めてしまっていたという状態を作り出せるようにしていきたいと思います。