2024年12月23日
今回は春期講習の前半の国語について書かせていただきます。
生徒にとって春期講習は通常授業とは違い、毎日塾に来ることになります。通常の週一回の授業では連続した文章を扱うことは難しいのですが、季節講習では扱うことができます。
連続した文章を扱うことで「次に何が起こるのだろう」という期待や、「これまではどのような話だっただろう」という振り返りの機会を無意識に作ることができます。
4年生のこの時期には、まずは塾に来ることが当たり前であるという認識を持ってもらうことや、文章を読むこと、書くことに対して苦手意識が生まれないように意識しております。書くことについては物語の「あらすじ」をまとめてもらっています。
この時期に国語において受験問題のような問題を解くようなことはしません。また、大量の文章を読むようなこともしません。一つの文章をじっくりと読み進めていき、内容が頭に入ったのちに、文章を見ずに白い紙にあらすじを書いてもらいます。短い文章でも1時間弱ほど時間がかかりますが、この時期だからこそ時間をかけて文章を扱う価値があると考えております。
4月1日から春期講習の後半になります。国語は2日程度間隔が空きますので、それまでの内容の確認からはじめたいと思います。