2024年12月6日
今回は4年の算数の授業日に休憩時間などを利用して行っているゲームについて説明させていただきます。
4年生の授業の休憩時間には「立体四目並べ」で対戦をしてもらっています。「立体四目並べ」についてはこちらの記事を御覧ください。
それ以外にも、授業時間の一部(10~15分程度)を利用して、「数当てゲーム」もやってもらっています。「数当てゲーム」がどういうものかについては、こちらの記事を御覧ください。
こういったゲームを行う目的は「集中」することにあります。「集中」して物事を行う練習は4年生のうちにやってもらいたいことの一つですが、「集中」してもらうために、「集中しなさい」と指示することは無意味です。「集中」しようという意識を持たせてしまった時点で、集中すべきことがらに「集中」できていないことになるからです。そういう意味で、問題を解くことに「集中」させるのはなかなか難しいことです。そこで、勉強と直接関係がないように思われる素材を使うことで「集中」する練習をしています。「立体四目並べ」や「数当てゲーム」で、ゲームに勝つという目的を達成するために行動することで、結果的に「集中」できるのです。
「立体四目並べ」には生徒の方も慣れてきました。それとともに何回か勝負をすると疲れたと言ってくるようになりました。どう考えればよいのかがわかって「集中」できているからだと思います。