5年生の2月から算数科では「計算トレーニング」という宿題を出しています。
小学5年生の現時点で「計算トレーニング」( 以下計トレとします。)を宿題にすることの目的は、
・やるべきことを期限内に終わらせるという意識作り
・勉強する習慣作り
の2つです。この2つの目的を果たすために以下の3つのルールを設定しています。
①ノートを分けること。
「授業用」「計トレ用」「計トレ直し用」の三冊のノートをご用意下さい。「計トレ用」「計トレ直し用」のノートには、どの問題を解いたのかがわかるように、計トレの日付と番号の記入をお願いします。
②決められた日付の日に宿題をすること。
計トレには各ページの右上に日付が入っています。必ずその日にやって下さい。その日の分の宿題が終わったからといって、次の日の分を前倒しでやることは認めていません。これは毎日やるということをの習慣化を目的としているためです。病気などでどうしてもできなかった日付の分については、そのままとばしてもらって構いません。
③ONEで授業のある日(月・水・金)には必ず提出すること。
算数の授業日(金曜日)だけではなく、国語(月曜日)と理社(水曜日)の授業日にも提出してもらっています。これは「やるべきことをいい加減に扱っていいと認識させない」ためです。チェックの頻度を上げ、毎日継続的に、丁寧にやるということに対する意識付けを行っています。
計トレを通じて内容を定着させることも行っていますが、今の時期においてそれ以上に大切なことは、受験学年である小6を迎える前に勉強に対する意識を変えることです。宿題を毎日きちんとやれているかどうかをチェックをし、問題点があれば改善のためのアプローチを行っていきます。計トレを通じて生徒たちの意識を変えていけるよう、こちら側も気を抜かずに見ていきます。
(榎本)