2025年2月17日
今回はコースをAコースとBコースに分けてから初めての授業を行いました。
生徒にも直接伝えましたが、今回のクラス分けは入塾時期・単元の習熟度によって行いました。必要となる基礎部分が確実でないと、6年生の授業で、大きな混乱が生じる可能性が高くなります。この混乱を避けるため、Aコースでは過去取り扱った単元をもう一度授業し、基礎固めを行います。
クラス編成は、現時点での出来る・出来ないで行われます。このクラス編成の目的は、授業の最適化にあります。授業において簡単すぎる内容も損ですし、難しすぎる内容も損です。どのクラスに所属しようと、授業・フォローのクオリティーに差はありませんのでご安心ください。
今後、コース移動となることもあるかと思います。習熟度や適性によって都度、価値あるコースに移動してもらいます。
参考までにコースの特性を説明させて頂きます。
「Bコース」
授業中の能動的な姿勢が要求されます。「授業で習う=道具を与えられた」にすぎません。与えられた道具を「問題を解くための道具」として認識し、自在に使いこなしてもらう必要があります。答えを出すことを目的とすると、結果、受動的になります。答えを出すまでの考え方や表現方法を目的とすることで、能動的になっていきます。このような授業形式となりますので、抽象的な内容も多く含まれていきます。
「Aコース」
まずは、授業で習った内容を丁寧に確実に覚えてもらいます。Bコースで必要な道具がまだ十分に習熟されていない状態を、丁寧に習熟してもらうことが目的となります。習熟が完成した段階で、時期は遅くなりますが、Bコースと同様の内容を扱います。
勉強における特性は生徒によって様々であり、より本人に合った形で学習していけるようにサポートしていきます。(算数科:池田)