2024年11月14日
前記事 → 小5社会 3/4の授業報告
授業冒頭に都道府県テストを実施しました。すべての都道府県を位置を完璧に覚え、漢字で書けるようになった生徒が増えてきました。まだ漢字で書けないというお子様がいらっしゃいますが、文字の表記が雑なお子様にその傾向があります。先日の国語の記事にも書きましたが、文字を丁寧に書くという行動が定着すると、記憶の精度なども上がります。文字を丁寧に書くことについては、科目を問わず、繰り返し注意していきます。
授業内の確認テストについては、「野菜作り」についてのテストを実施いたしました。前週の授業で、促成栽培・抑制栽培・近郊農業について覚えるべき知識をまとめたプリントを配付し、「次週までに覚えてくるように」という指示をしていたのですが、ほとんどのお子様がしっかりと覚えるための努力をしてきていました。
もっとも、しっかりと準備をしてきたからといって必ずしも満点がとれるわけではありません。全問正解できたお子様もいましたが、ちょっとした度忘れがあったり、漢字が思い出せなかったりしたために1,2問間違えたというお子様が多くいました。この「忘れてしまった」ということについてはあまり気にする必要はありません。忘れるのは自然なことです。もしも忘れることをいけないことだとして責め立てられれば、お子様は覚えることに対するネガティブな感情を持ってしまうかもしれません。
「忘れてもいい」という安心感がなければ「覚える」ということに前向きには取り組めません。「忘れた際にどうするか」・「忘れにくくするにはどうするか」といったことを、記憶練習に取り組む中で身につけていくことが大切だと考えています。