2024年10月7日
今回は新4年生の2回目の国語の授業でした。
前回の記事では、授業前半に扱っている「国語エクササイズ」について説明させていただきました。今回は、授業後半で扱っている「文章」について書かせていただきます。
ONEでは、小4のスタート時は、イソップ物語やグリム童話、アンデルセンの童話、日本の昔話など、大人の多くが子供時代に読んだであろう古典作品を扱っています。
先週・今週は「イソップ物語」の中から、短いお話を数本ずつ読んでもらいました。子供向けの話ではありますが、難しい漢字、小学生には馴染みのない言葉が「使われているところもありますので、文章を読む前に、それらの漢字や語句について確認するプリントをやってもらいました。
上は実施したプリントからの抜粋です。
小3の段階では習っていない漢字が多いのですが、お子様たちは学校で習ったか否かに関係なく、日常生活における読書等で繰り返し触れた漢字を記憶できているようで、新小4のスタート時としては、よく読めていました。
読めない漢字、意味の分からない言葉について説明をした後に、文章を読んでもらいましたが、みな前向きな姿勢で読んでくれていました。すべての話に教訓が含まれているということをあらかじめ伝えたうえで読んでもらったのですが、お子様たちはそれぞれのお話にどんな教訓が含まれているのだろうと、考えてくれていました。
なお、この時期にこういった古典的童話を扱うのには理由があります。これについては、過去に記事を書いておりますので、そちらをご参照下さい。
→ 古典的童話を読む意味について
次回は漢字の学習について書かせていただきます。