2024年8月12日
4年生,5年生ともに、国語の授業で「ことわざ・故事」を使った学習を行っています。
「ことわざ・故事」は、単なる暗記ものとして捉えられていることが多いですが、文章読解の学習にも効果的に利用することが出来ます。
ことわざの読解について説明させて頂きます。
① ことわざ自身でなく、使用されている単語の知識(概念)を学ぶ。
② 省略されている言葉の補完を学ぶ。
③ 比喩を読み解くことを学ぶ。
以上が、ことわざの読解となります。
上記のことわざ読解は、長い文章の読解でも重要な内容となります。長文読解も「1行の文章の読解」の繰り返しです。これは、ことわざの読解方法と変わりません。ONEでは、読解を「1行の文章(ことわざ等)」で徹底的に学んでもらいます。そして、徐々に長文読解へと移行していきます。
このような授業であるのには、いくつかの理由がありますが、もっとも大きな理由の一つが、国語をできるようになるには、「多読」が重要だと言われるからです。しかし。国語が苦手な生徒には、厳しい要求に他なりません。読めるから多読をするし、多読するから読めるようになるのです。苦手の克服とは縁遠い解決方法だと感じます。
ONEでは、上記の方法をとることによって、国語の苦手を解決できるよう授業を進めてまいります。