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小4算数 夏期講習前半 授業報告

記事が遅くなり申し訳ございません。
夏期講習前半の授業報告となります。

 

夏期講習の算数の時間には毎回「暗算」に取り組んでもらっています。

「暗算」の練習と聞いて、算数の授業でわざわざ扱う意味があるのかと感じる方もいらっしゃるかと思います。しかし、あえて「暗算」に取り組んでいただく理由があります。

暗算を取り扱うことの主目的は、計算に習熟してもらうことではありません。単純に計算力を上げることが目的であれば、筆算の練習の方が効果があるでしょう。暗算は、紙を使う筆算の場合と異なり、途中経過について記憶しておく必要があります。それゆえ暗算のとき脳は、「一時的な記憶を保ったまま、演算をする」ことを迫られます。これは単純な演算ならば問題なくできることなのですが、複雑な演算になると一気に難易度が上がります。

要するに暗算の練習は一時記憶のトレーニングになるのです。一時記憶力を高めることは、算数のみならず、すべての科目の学習において大きな意味を持ちます。詳細につきましては、企業秘密の部分もございますので説明は控えさせていただきますが、今後の学習において様々なことを学んでいく際に必要となる基礎体力を鍛えるための筋トレのようなものだとお考えいただければと思います。

 

 

8月11日の授業では、いろいろと試しながら、うまくいかないところを修正して、正解にたどり着く練習をしてもらいました。題材としてポリドロンという多角形を組み合わせて立体図形を作ることができる学習教材を使って、11種類ある立方体の展開図をすべて作ってもらうことを課題としました。(ポリドロンについてはこちらをご参照ください。)

正方形を6個机の上に並べて、展開図を作ってそれを組み立てたときに立方体になるかどうかを確認してもらいました。同じものを何回も繰り返し作ってしまう可能性があるので、出来上がったものについては、その都度、メモをしてもらいました。

何通りかはすぐにできるのですが、思いつくままにやっていったのでは、行き詰まってしまいます。「うまくいかなかった部分がどこなのかを考えてそれを修正する。」「それまでに作った展開図を観察してグループ分けする。」などといった工夫をしていかないと11種類すべてを見つけることは困難です。このように自分なりに工夫してもらうことが今回のテーマです。

途中、整理の仕方についてヒントを与えるなどしながら、いろいろと試してもらいました。

習った解法をそのままなぞるのではなく、どうすれば答えが出るのかがわからなくても、自分にできることを試してみる中で、何かの規則を見つけて正解に近づいていくことは、難しい中学の入試問題に対処するために必要な行動です。今後も素材を変えて練習してもらいます。

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