2024年12月6日
今週も、引き続き「ものの個数」と「間の個数」を考える問題を扱いました。
(例題1)は前回も扱った内容です。(例題1)については、「電柱の本数(ものの個数)」が少ない場合を考えて、「電柱の本数」を増やしていったときに、「3mの個数(間の個数)」がどうなっていくのかを観察して、考えることになります(詳細は前記事をご参照下さい)。この内容について問題がなかったので、今週は「ものの個数」と「間の個数」の関係について、別の方向から考えてもらいました。
(例題2)6本の電柱を、等しい間隔で一列に立てました。端から端まで60mのとき、間隔は何mですか。
(例題3)何本かの電柱を、3mの間隔で一列に立てました。端から端まで12mのとき、何本の電柱を立てましたか。
自分が考えているのが「電柱の本数(ものの個数)」なのか「3mの個数(間の個数)」なのかを意識してもらうことがテーマです。(例題1)において、なんとなく式に数字を当てはめて答えていると、ここでわからなくなってしまいます。
お子様達は、問題ごとに状況を思い浮かべた上で、「電柱の本数(ものの個数)」と「3mの個数(間の個数)」の関係がどうなるのかを考えてくれていました。問題文に書かれている情報が、電柱に関するものなのか、3mの間隔に関するものなのかを、意識して読み取ることがポイントです。このように、問題文に書かれている状況を読み取ることは、どの問題においても必要なことであって練習すべき内容です。
「ものの個数」と「間の個数」の関係については夏期講習中にもまた扱います。