2024年10月7日
今週は、「ものの個数の数え方」と「等差数列」について確認しました。以前にも扱ったテーマですが、形式的に、式に数字を当てはめて答えを出すことがないように、考え方の道筋をもう一度確認しました。
ものの個数の授業の記事はこちらです。等差数列の記事はこちらです。
こういったテーマの問題は解き方を教わってしまうと機械的に答えを出すということに終始してしまい、次回授業をしたときや確認テストをしたときに再現性が得られないことが多くなります。注目すべき点や仕組みを理解してもらい、自分の直感だけでは至らないことを理解してもらうことが大切になります。
「ものの個数の数え方」であれば『1から数えること』を、「等差数列」であれば『数字の個数と間の個数を区別すること』を意識した上で、毎回、1つ1つポイントとなる事項を書いてもらった上で解くことを繰り返してもらいました。やってもらいたいことは「答えを出すこと」ではなく、考える道筋を毎回追ってもらうことです。
こうした考える練習を小5の間に積むことは、受験に向けての学習において大きな意味を持ちます。一つのテーマをマスターするために時間を掛けますが、意味があることですのでご了解ください。