小4算数　授業報告　2月15日

本日は2回目の算数の授業でした。

小4の授業では前半と後半で内容を分けて行っています。授業の後半では算数の授業を行っていますが、授業の前半では、計算練習、国語エクササイズ、記憶練習、パズルなど、科目の枠にとらわれない練習を行っています。前半で扱っている内容については機会を見てブログにて説明させていただきます。覚えるのが苦手といっていたお子様も記憶練習でこちらが出した課題をすべて覚えてくれるなど、皆さんそれぞれの課題に対して真剣に取り組んでくれていました。

算数において、小学4年生の段階で習熟しておかなければいけないことの一つが整数の四則演算です。授業の後半ではそのうちの割り算の筆算について扱いました。

これまでに小学校で学んできた、足し算・引き算・掛け算の筆算と比べると、割り算の筆算は書き方も大きく異なり、小さい位からではなく大きい位から考えていくなど、初学者はかなり異質な印象を受けるものだと思います。また、複数の動作が組み合わさっているため、それぞれの動作で自分が何を計算しているのかを直感的につかむことが困難になっています。割り算の筆算ができなくて算数について苦手意識を持つお子様は少なくないのではないかと思います。

授業では、割り算の筆算のひとつひとつの動作が何を表しているのかを、具体的な事柄と対応させて説明させていただきました。

一度わかったと思っても、桁数が増えることで混乱をしてしまうお子様もいらっしゃいましたが、その都度前に戻って確認をしていくことで、全員が割り算の筆算を理解し、適切な行動を取ることができるようになりました。みな前向きに粘り強く取り組んでもらえたと思います。

とは言え、割り算の筆算を当たり前のこととしてスームズにできるようになるためには、時間をかけて繰り返し練習する必要があります。次週も引き続き、割り算の筆算について、ていねいに指導していきます。