2024年11月30日
今週は小数を整数で割る割り算の確認をしました。
小数を含む足し算や割り算といった他の演算と混乱することなく、スムーズに行動できるようになっているお子様もいらっしゃいますが、まだひとつひとつの動作を確認しながら進めるために時間のかかるお子様もいらっしゃいます。習熟するためには練習の時間が必要ですので、繰り返し練習をしていきます。
後半の授業では、先週に引き続き規則性の問題を扱いました。
前回の授業で扱った、○△☓の記号を使った規則性について問題なく考えることができるようになったお子様には次の課題に取り組んでもらいました。前回の授業についてはこちらをご参照ください。
並べるものが、○△☓の記号から数字に変わっただけですが、扱う必要のある数が「書かれた数字の個数」と「書かれた数字を足した数」の2種類になるため、多くのお子様においてどちらの数を扱っているのかについて混乱が生じます。この混乱は悪いことではありません、いままでの行動について見直すきっかけになるからです。ここで立ち止まって考えることで、自分が計算の対象としている数字が何を表しているのか、意識しているつもりだったのに、意識してなかったことに気が付くのです。こういったことは他人に教えてもらったのでは意味がありません。能動的に考えて自分で気が付くことで、今後の行動が無意識のうちに変わってきます。
こういった、行動を変えるきっかけになる経験を積んでもらえるように、小学4年生の授業を行っております。