2024年12月4日
2月15日はONEの6年生として第1回目の土曜日の授業でした。土曜日は14時から20時まで、30分の食事休憩を挟んで、算数と国語で5時間30分の授業となります。
途中に休憩があるとはいえ、1度に集中して5時間以上の授業を受けるのは生徒のみなさんにとって初めての体験だったと思います。
お子様達は、実際に授業が始まる前には、かなり長いと感じているようでしたが、算数の授業が始まってから2時間ぐらい経った頃、教師が授業が始まってから2時間経ったことを告げると、「もう2時間も経ったのか」という感想を持たれるお子様が大半でした。授業に集中して取り組んでいたため、時間のことを忘れている状態でした。授業が終わった段階においても、休憩を含めて6時間の授業は思ったよりも短く感じられたようです。
もっとも、感覚的には短く感じられても、やはり初めての長時間の授業ということで体力的には厳しかったのか、最後の10分ぐらいにはかなり消耗した様子のお子様も見受けられました。
集中して意味のある形で授業を受けていれば、頭をフルに動かし続けることになるので、相当に疲れます。最初は大変だと思いますが、これを繰り返すことで体力がついていくのが例年の6年生の姿です。ここでいう体力というのは「頭を動かし続ける力」のことです。長い時間頭を動かし続けることができるということは、受験勉強には絶対に必要なことと言ってもいいでしょう。学校が長期休暇となり、物理的に長時間の勉強ができる状況になっても、頭を動かし続ける体力がなければ、その時間を有効に使うことができません。
土曜日の6時間、毎回集中して授業を受けていくことで、勉強をするための体力をつけていってもらいたいと思います。