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小4国語 楽しく文章を読むことの重要性

小4の国語において最も重要なことは、「文章を頭と心を動かして読む」ということをできるようにすることです。それができるようにするために、まずは「楽しく文章を読む」という経験を積むことによって、文章を読むことについてプラスの感情を持ってもらえること、少なくともマイナスの感情を持たないようにすることが大切だと考えています。

国語が苦手だというお子様の中には、文章を読むことについてマイナス感情を持ってしまっている人が少なからずいます。一度こういう感情を持ってしまうと、矯正するのはたいへんです。

夏期講習においても上記のことを念頭にさまざまな文章を読んでもらいました。
文章を読む際にわからない言葉などがたくさん出てくると、文章を楽しく読むなどということはできなくなります。そこでたとえば江戸時代を舞台にした話を扱う際には、文章を読み始める前に江戸時代についての説明をし、予備知識を入れた上で、読んでいく際に困ることがないようにしてから読んでもらいました。

文章を読み終えると生徒たちはさまざまな感想を口にします。中には家に帰ってから、保護者の方にその日に読んだ文章についてお話しをする生徒もいると思います。これらのことは、生徒が頭と心を動かし、楽しみながら文章を読めたということを意味します。文章に対するポジティブな姿勢が、今後の国語学習の土台になります。

読み終えた後には、口頭で内容の確認をしたり、あらすじをノートにまとめてもらったりするのですが、見当違いのことを答えることはほとんどありませんでした。もちろん、小学生ですから、至らないところはあり、細かいことを指摘すれば直すべきところはあるのですが、現時点においては、その部分を指摘し、修正するということはほとんど行いません。自分の読みとりについて、ここが違う、そこが違うと指摘され、苦労してまとめたものの書き直しなどさせられ続けたら、読むことだけでなく、書くことに対してもマイナス感情を抱いてしまう可能性が高いからです。

 

 

学年を問わず、塾に長年通っているが国語が極端に苦手だという方の中には、文章に対してネガティブな姿勢が固定してしまっている人が少なくありません。予備知識が与えられないまま初見の文章を読み、内容がよくわからない状態で問題を解かされるというようなことを繰り返していれば、本来の「読む」という行動の本質から離れた読み方になってしまう危険性があることは否めないでしょう。

本来、文章は「〇〇について知りたい」・「小説を読んで楽しみたい」といったような渇望があって行われるものです。しかし、生徒は塾や学校では読む文章を教師から与えられてしまうので、自分が読みたいと思った文章を読むというわけにはいきません。したがって、文章を読ませる際に気をつけていないと、文章を読むことに対するマイナス感情を持ってしまう可能性があるのです。

そういったことにならないよう、4年生の間は、生徒が「面白い」・「楽しい」と思えるような文章を選び、文章を読ませる際には、読むことが苦痛にならないよう配慮しています。

 

 

 

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