2024年12月20日
5年生の国語においては、毎週「漢字」の宿題を出しています。
(詳しくは前記事をご参照下さい。→こちら)
丁寧に表記をするということについて、毎回ノートをチェックし、雑な表記になっている場合は書き直しをさせています。
あまりにひどい場合には「すべて書き直し」ということもあります。面倒だとは思いますが、「丁寧に書く」ということを意識してもらうためには、「丁寧に書かないと、面倒なことになる」と思わせることが必要です。書き直しを命じられることが苦痛でないという生徒の場合は、別の「面倒なこと」を与える必要があります。その「面倒」を心理的な負担と感じることもあるかもしれませんが、「面倒」がなければ行動はなかなか変わりません。無意識の行動は特にそうです。この点、面談等でもお話ししていますが、ご了承下さい。
漢字の宿題については、新入生も要領がつかめてきたようで、少しずつ丁寧になってきています。表記が粗雑だった生徒も改善の傾向は見られます。しかしながら、「これで大丈夫」と安心すると、また崩れてきてしまうものです。丁寧に書くことが当たり前になるまで、丁寧に書くことを徹底していきます。
丁寧な表記とともに、宿題をする際にお子様に要求していることは、漢字で書ける言葉はすべて漢字で書くということです。
漢字を覚える最良の手段は、漢字練習をすることではなく、必要な場面で実際に漢字を使用することです。漢字を書くのが面倒くさいからといってひらがなで表記する癖があるお子様は漢字を覚えません。短文作成の際は、今週の漢字以外の言葉についても極力漢字を使用して文を書いてもらうようにしています。