割合の学習では、日本語の文章に直して意味を理解する練習を続けています。今は、一度理解した内容を、九九のように当たり前に使えるようにするため、演習を重ねています。
これまでの計算練習でも、一度答えが出せたところで終わりにせず、迷わず手を動かせるようになることを目指してきました。計算の手順を一つずつ思い出しているうちに、問題の中で何を求めようとしていたのかを見失うことがあるからです。
割合についても同じです。日本語の文章に直すことだけで精いっぱいになってしまうと、その先の内容を考える余裕がなくなります。言い換えが自然にできるようになれば、問題全体の状況を捉え、何を求めればよいのかを考えることに頭を使えます。
説明を聞いて理解することは、その出発点です。そこから意味を確認しながら繰り返し使うことで、無理なく扱えるものにしていきます。これが、分かった内容にも時間をかけて演習する理由です。
授業では、生徒たちはそれぞれ、日本語の文章を読んで考えながら問題に取り組んでいました。同じ割合の演習でも、今抱えている課題は一人ひとり異なります。それぞれの理解や取り組み方を見ながら、必要な部分を確認して進めています。
また、演習には、頭を動かし続ける体力を養う目的もあります。一人ひとりの課題に取り組みながら、考えることを続けられる力も育てていきます。
算数科:池田
