2024年12月26日
冬期講習では、講習前に引き続き「速さ」を取り扱っています。
「速さ」の単元は、受験問題にほとんどそのまま出題されるような単元です。
問題を解くためには、今までの単元のような「答えの出し方が1通りしかない」ものとは違い、解いている本人が「どこの情報が欲しいのか」を考えることにより複数通りの考え方があります。
初学の生徒たちは、自分が取り扱っているものが「速さ」、「距離」、「時間」のどれを表しているのか、また、それぞれの関係性がどうなっているのかは日本語で考える必要があります。
同時に、今まで「割合」の概念を深く知ることが授業だったのに対し、これからは徐々に「問の中」に割合がどのように存在し、意味を成しているのかを演習によって習熟していくことが目的になります。そのため、授業を「頭が起きていない」状態では、認識することが厳しくなります。受験学年まであと1ヶ月程度となりました。生徒には段階的に意識を変えていけるように授業を行っていきます。