2024年12月23日
ブログの更新が遅れがちになっており、申し訳ありません。
本日は小4の社会について。ONEでは、4年次は理科・社会の授業は講習時のみに実施しています。
講習における社会の授業では、「覚える」ために主体的・能動的に行動をするということを目的にしています。
本日は九州地方の都道府県について、「名前を漢字で書けるようにすること」・「位置を覚えること」・「各県について有名なことがらを覚えること」に取り組んでもらいました。
覚えるべきことを確認し、必要なものについては説明を加えた後に覚える時間を与え、覚えた人には確認用のプリントをやってもらいました。覚えることに前向きに取り組み、その後「大丈夫、覚えた」と言って確認プリントをやり始めると、「あれ、何だったっけ?」というような状態になった生徒が数名いました。完全に覚えきっていない状態であるにも関わらず、「覚えた」と思ってしまったのです。自分が覚えたのか覚えていないのかをはっきりと認識することは、けっして簡単なことではありません。
社会科の内容を定着させる前に、こういう感覚を育てておくことが重要です。「覚えたつもりが覚えていない」という経験をする中で、「どうすれば覚えられるか」と考え、少しずつ「これで覚えた」という感覚をつかんでいってもらおうと考えています。