夏期講習より5年生を2クラスに分けさせていただきます。
これまでの期間の成長や生徒の特性を踏まえてクラス分けを行いたいと思います。
クラス分けのテストを行い、クラスを分けるわけではありません。
お子様の能力の特性に合わせ、より適したクラスで受講していただきます。
新しい概念を初めて学習した際に、その内容を理解し、演習を通じて習熟し、自然に扱えるようになるまでにどれだけの時間を要するかというのは、人それぞれです。
すぐに理解し、演習も器用にこなし、その概念を道具として短期間で利用できるようになる生徒もいます。
これに対し、違和感のあるものはすぐに飲み込もうとせず、合点がいくまでじっくりと悩み、「なるほど」と納得してから、演習を通じてていねいに概念の意味を定着させていくというタイプの生徒もいます。
前者の方がスピードが速いので優秀だと思ってしまいがちですが、そういうことではありません。
前者の場合、概念を時間をかけずに習得するぶん定着が甘くなることもあり、時間をおいて繰り返しの学習をすることが必要となることも少なくありません。
後者の場合は、定着までに時間がかかりますが、時間をかけた分、ゆるぎない形で概念が定着し、繰り返し学習が不要となることが多いです。
これは脳の特性の違いであって、優秀さとイコールではありません。
今回2クラスに分ける際、上記の点を最重要視してお子様が学習してもらうクラスを決定してまいります。
自分の能力の特性と合った学習を進めらるので、より能動的に授業や宿題に取り組めるのではないかと思います。
今後、お子様の成長具合に応じてクラスを変更することもありますし、また6年生になれば時期によっては志望校等を加味したクラス分けをすることもあるかもしれません。
ご不明な点などございましたら、ご連絡いただければと存じます。