2024年11月30日
2週間前の授業から、論理的文章を扱い始めました。(関連記事→授業報告6月9日)
論理的文章は言いたいことがはっきりと書かれているので、小説などよりも理解はしやすいはずなのですが、「論説・説明文は苦手だ」という小学生は少なからずいます。そうなってしまう理由はいくつか考えられるのですが、最大の理由は「語彙の不足」です。
受験レベルの論理的文章には、小学生にとっては馴染みのない語句が多く使用されています。文中に使用されている多くの漢字が読めなかったり、語句の意味がわからなかったりすると、読解に支障を来たします。
ONEでは、論理的文章を読むことを通じて、語彙の強化を行っていきます。
上は本日の授業で実施した「語句テスト」です。前回読んでもらった文章中に使用されていた語句の読み方、意味を答えてもらうというものです。小学校では習わない漢字なども入っていますが、知っておきたい言葉ばかりです。一回文章を読んだからといって、これらの語句が完璧に身につくわけではないので、今回テストをした後にもう一度これらの読み方・意味を確認しました。次回、もう一度、同じテストを実施します。
語句の知識が豊富であればあるほど、理解できる文章は多くなります。4年生の間は、家庭学習の負担を大きくせずに、語彙を強化できるよう、授業の中で振り返りの機会を多くしていきます。