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小5国語 授業報告 10月17日

今回の授業は体験授業の方が2名いらっしゃいました。

通常、読解の授業の最初には、前週までに学んだ語句の知識のチェックテストを実施しているのですが、体験生にいきなりテストを実施するというのはハードルが高いので、今回は現在扱っている文章を最初からもう一度読み返しました。

ところで、中学受験を目指すお子様に限らず、「文章が読むのが苦手」というお子様が少なからずいらっしゃいます。しかしながら、本当に「文章を読めない」お子様がいるかと言えば、皆無ではありませんが、ごくごく一握りです。どんなに簡単な文章を読んでも全く意味が理解できないというのなら心配ではありますが、たとえば低学年向けの本やゲームの攻略本、自分の趣味に関連した本など、読める本があるのなら、本質的に「文章を読めない」わけではありません。

「目の前の文章が読めない」という状況は、ほとんどの場合、その文章を読むための前提となる語句の知識やリテラシーが不足しているために起こります。自分は文章を読めると思っている大人であっても例外ではありません。たとえば、物理学の専門的な論文を読めと言われたら、大半の人はお手上げになります。その論文の中で自明のこととして使われている言葉の意味も分からなければ、物理学に関する一切のリテラシーも持たないという状態であるならば、多くの本を読んでいる読書家でも、まともに読むことはできないのです。

ONEでは、文章を読む際には、読む前提となる知識をまず確認し、使用頻度の高い重要な語句については覚えてもらうということを行います。

現在読んでいる文章には、たとえば以下のような言葉が使われていました。

「模倣」・「脆弱」・「発展途上国」

小学生が日常の生活の中でこれらの言葉を使う機会はほとんどないと思われますが、ではこれらの言葉を知らなくていいかと言えば、少なくとも「模倣」や「発展途上国」は中学受験で取りあげられる文章にもしばしば登場する言葉ですから、知っておく必要はあります。「脆弱」は「弱」という漢字から意味の類推が可能かもしれませんし、受験においては「語注」がつけられる可能性の高い語句だとは思いますが、知っておいて損はないでしょう。こういった言葉の意味をひとつひとつ確認し、宿題やテストを通じて定着させていきます。

前回までに読んだ部分の重要語句については、塾生は宿題をしっかりとやってきており、よく覚えていました。新たに、本文の後半を読み進めていきましたが、語句の説明を終えたのは7行分です。頻度の高い重要語句については、時間をかけて説明をしました。体験生にとっては、前半部分も初めて読む部分でしたので、未知の語句が多く、たいへんだったと思いますが、まずは後半の7行に使われていた重要語句・未知の語句を覚えていただければと思います。

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