2024年10月7日
春期講習においては、4コマの国語の授業を行いました。最初の1コマは漢字の学習、後の3コマは文章の読解を扱いました。
漢字については授業で扱った漢字について、宿題を行うことで一週間で覚えてきてもらっています。宿題については、ほとんどのお子様がとても丁寧に学習することができています。一週間後のテストにおいて満点を取ることを目標に取り組んでいただければと思います。
読解に関しては、現在、「生態系」に関わる文章を扱っています。2月の新学年の授業のスタート時から、「生態系」がテーマの一本の文章を繰り返し読み、そこで使わていることばの意味など繰り返し確認してまいりました。春期講習からは同一テーマを扱った別の文章を読んでもらっています。小学生を対象に書かれた文章ではありませんので、難しい言葉が使用されていますが、最初に読んだ文章に比べると、スムーズに読み進めることができています。これは今までに扱った文章で得たテーマに関わる知識等を足掛かりにして読むことができるためです。
授業で取り扱う文章については、一度読んで終わりではなく、何度も繰り返し読むことで、そこに使われていた語句の意味をしっかりと覚え、テーマに関する知識・教養を深めてもらっています。この繰り返し・継続によって、文章を読む土台となる力がついていきます。「さまざまな文章を食い散らかす」のではなく、「一本の文章をしゃぶりつくす」というスタンスで授業を進めていきます。