2024年12月6日
ONEの小4の授業においては、受験勉強を始める前提として持っていてほしい姿勢や能力、作法などを学んでもらっています。
その一つとして、小学4年生の間には、物事に集中して取り組むことを体験してもらっています。集中する練習はなかなか大変です。「集中しよう」と思った時点で、集中すべき対象とは別のところに意識が行ってしまっていることになるからです。
授業の初めに、「3分間チャレンジ」として、整数の足し算を3分間行っています。これは3分間集中して物事に取り組む経験をすることが目的です。3分間であれば慣れていないお子様でも、飽きずに続けることができます。課題は何でも良いのですが、整数の足し算であれば、慣れてくれば自然と3分間でできる問題数は増えてきます。できる問題数が増えることが数字であらわれることが励みになり、集中するきっかけになるお子様もいらっしゃいます。
算数の授業では、小学4年生の間に身につけるべきこととして、整数・小数の四則演算の演習も行っています。計算がおぼつかないようでは計算に気を取られてしまって、新しい内容を学ぶときに、その内容について考えることに集中できません。正しく計算ができるようになるためには、計算の手順について覚えることが大切です。正しい手順で計算ができているかどうか、毎週チェックしております。
後半では今週は先週に引き続き「文章を読むこと」を意識してもらうための授業を行いました。先週の授業の内容についてはこちらをご参照ください。