ONEでは、生徒が授業前の時間に自由に読めるマンガを置いています。体験授業のお子様が初めてONEに来た時に、塾生がみな黙々とマンガを読みふけっていたりする様子に驚かれるかもしれません。
4年生の使用する1Fの教室には、マンガのみならず、種々のパズルや将棋なども置いてあり、自由に使用することができます。授業の前にはマンガを読んでいるお子様もいらっしゃいますし、友達同士で対戦型のパズルや将棋などをするお子様もいらっしゃいます。
5年生の使用する3Fの書棚には生徒が自由に読めるマンガ等が並んでいます。3Fには『ブラックジャック』・『火の鳥』といった手塚治虫作品や近年話題になった『この世界の片隅に』など、大人でも楽しめるようなマンガが並んでいます。
マンガに学習効果があることは確かです。マンガの効用については過去に記事にしていますので、詳細はそちらをお読みいただければと存じます。
→ 2018.6.13の記事・2018.5.12の記事
マンガを読むことは読解力向上につながります。しかしながら、それを強制することはマイナスの効果を生む可能性があると考えます。読書を強制的にさせようとすることが、読書嫌いの原因になるということは珍しくありません。「読書感想文」というのが全く楽しいものではなく、苦痛でしかないというのは、多くの人が経験していることだと思います。
本(小説でもマンガでも)を読む際には、読みたいという渇望がエネルギーとなって読むということがとても重要です。
ONEでは、読むことを強制はしません。ただ本を並べてあるだけです。貪るようにマンガを読むお子様もいらっしゃいますが、あまり興味を示さないお子様もいます。そういうお子様でも周りの友達がマンガを読んでいたりすると、「ちょっと読んでみようかな」というような気分になり、少しずつ読むようになることもあります。
教室全体のスペースが限られておりますので、大量の書籍を置くことは難しいのですが、今後も書棚の中を充実させていきたいと考えております。