前回の記事はこちら → 5年社会 覚えることを覚える
工業地帯・工業地域に関する知識はほとんどの生徒はほぼ完璧に覚えてくれました。まだ自分が記憶できたかどうかの判断が甘く、「覚えてきたつもりがテストをしてみると思ったほど出来ない」という状況になっているお子様が数名いらっしゃいますが、少しずつ記憶の精度は上がってきています。
「こうすれば覚えられる」というやり方を確立し、「覚えたかどうかを的確に判断できる」ようになることが目標です。目標達成のために、アプローチを続けていきます。
本日は、四大公害病について学習をしました。本日覚えてもらうのは、四大公害病の名前・発生地域・原因物質・(主な症状)です。
まずはそれぞれの公害病についてポイントを説明し、要点をノートにまとめてもらい、同時に覚える作業もしてもらいました。
前回の工業地帯・工業地域のまとめに比べると、覚えること自体は多くないので、一時的に覚えることはスムーズにできていました。
「覚えたと思ったら、今から配るプリントで確認してごらん」と指示をしたところ、現時点で完璧にできていた生徒もいましたが、「原因物質の名前を忘れた」とか「漢字が書けない」といった状況になった生徒もいました。
仮に現時点で全部覚えていても、一週間放っておいたら記憶は消えていきます。今日、覚えられなかったものがあったとしても、そこを修正し、一週間の中で「覚えたかどうかのチェック」を行い、「忘れてしまったものは覚える」ということを繰り返していけば、完璧に覚えられます。
来週、この内容についてテストすると予告をしたところ、お子様から「チェック用にプリントを下さい」という声が上がり、全員に両面刷りにしてチェック用のプリントを配付いたしました。次週の授業の最初に確認テストを実施します。