2024年10月7日
5年生(通常コース・短期受験コース)の方には、毎日の宿題として「漢字トレーニング」という冊子を配付しています。
現在は「漢字の読み」および「四字熟語の知識」を扱っています。
日々宿題をやり続けることで覚えるための繰り返しができますので、特別な事情がないときは毎日やってもらっています。
この宿題を行う上で大事なことがあります。
① ていねいに文字を書くこと。
② わからないものを考え込まないこと。
③ 自信のない問題の答えを書かないこと。
この三つは「漢字トレーニング」だけでなく、知識事項の学習をする際に非常に重要なことになります。
①については、文字を丁寧に書くことの重要性については記事にしておりますので、今回は割愛させていただきます。
②については、単純に時間の無駄になるからです。覚えていないものは考えても無意味です。覚えていないのであれば覚えればよいのです。
③について。テストで空欄を残したときに「どうして答えを書かないのか? なんでもいいから書きなさい」と言われたことのある方は多いと思います。入試本番であるなら確かにその通りなのですが、学習の過程においては、これは絶対にやってはいけない行動です。「テキトーにやったら正解できた」という状況が起きた場合に、自分が覚えていないことを覚え直す機会を失ってしまうからです。次に同じ問題が出てきたときに、しっかりと覚えていないために困る状況に陥ってしまいます。自信のない問題はあえて空欄にし、バツをつけた上で正しい答えを確認し、覚えることが大切なのです。