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小5算数 授業報告 5月17日

前回までに,食塩水の濃度について説明をし,演習をしてもらいました(詳しくはこちらをご参照ください。)。食塩水の濃度については,全員が理解していることを確認した上で,今週は食塩水を混ぜる問題を扱いました。下のような問題です。

(問題)10%の食塩水100gと20%の食塩水300gを混ぜると何%の食塩水になりますか。

重さが100+300=400gになることから,濃度についても10+20=30%の食塩水になると考えてしまう小学生は多いです。このような間違いに対して,頭ごなしに否定してしまうのは危険です。重さが400gになることについても,これでいいのだろうかと不安になってしまい,何もできなくなってしまうからです。

具体的な計算をする前に,濃度に関して

10%の食塩水に10%よりも濃い20%の食塩水を混ぜると,10%よりも濃くなること。
20%の食塩水に20%よりも薄い10%の食塩水を混ぜると,20%よりも薄くなること。

こういった感覚を確認して,濃度は重さとは違うという実感を持ってもらうことが大切です。

まず,このようなイメージを持ってもらった上で,食塩水の濃度が,「食塩水の重さ」と「食塩の重さ」の関係を%で表したものであるということから,混ぜた後の食塩水の濃度をどう求めればよいかを説明しました。

食塩水を題材とした練習では「食塩水の濃度が何を表しているかを,自分が理解できる言葉で考えて」必要な行動ができるようになってもらうことを目標としています。これは当たり前のように思えるかもしれませんが,算数では意味を考えずに数字を式に当てはめて計算してしまうお子様が多いのです。記号や言葉の意味を考えて行動する習慣をつけることで,今後の学習の効率が大きく変わってきますので,繰り返し練習していきます。

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