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小4国語 授業報告 9月8日 

論理的な文章を扱い始めてから2ヶ月ほど経過しました。説明文や論説文をいやがる小学生は少なくありませんが、現在お通いになっている塾生にはそのような状態になっているお子様はいません。みな前向きな気持ちで文章に向き合ってくれています。

論理的文章を読む際に問題となることは、文章中に使われている語句が難しいということです。文中に意味がわからない語句が少なからずある状態では、文章をスムーズに読み進めていくことはできません。

そのため毎回の授業においては、文章を通読して内容を把握する前に、お子様たちが「読めない」・「意味が分からない」と言った漢字や語句について、読み方や意味の説明をしています。その後に文章を読み、内容を理解してもらっています。説明をされた直後であれば、意味の分からない語句がないので、文章の理解がスムーズにできます。ただ、この段階では、文章を読む前提として説明した語句知識は一時記憶として頭に入ったにすぎません。一時記憶を反芻し、知識を刷り込むことが必要です。

本日の授業では、文章の前回読んだ範囲に使用されていた語句についてのテストを実施しました。

上はテストの一部ですが、ここで問われている語句知識は、4年生にとっては難しいものばかりです。
前回の授業の段階では全員が読み方・意味を一時的に記憶し、文章をスムーズに理解することができていました。
今回のテストについては、前回の授業後に、ご家庭で文章を読み返し、その際にわからなくなっていたものについてノートを見直すといったことをしてきたお子様はほぼパーフェクトにできていたのですが、文章を読み返すことをしていなかったお子様は半分ほど間違えていました。

授業を受けた後、翌週の授業までに文章を数回読むということをするだけで、定着率が大きく変わってきます。

本来、ことばの知識というものは繰り返し触れているうちにいつの間にか覚えるものです。読書量が多いお子様の語彙が豊富なのは、本の中でわからない語句に出会っても、読み続けていく中で繰り返し触れているうちに「こんな意味なのだろう」ということに気づき、さらに繰り返し読んでいく中でその意味が頭の中に刷り込まれていくからです。

授業で扱う文章には、覚えてほしい語句や身につけてほしい知識・教養などが多々含まれていますので、翌週までに2,3回は繰り返し読んでもらいたいと思います。

4年生の後半戦は、5年生になるための準備期間です。5年生になると、扱う文章も徐々に難しくなっていく(馴染みのない言葉が多々登場するようになる)ので、今のうちにその際に求められる行動を少しずつ身につけていってもらいます。今回は、授業で扱った文章を2~3回読み返してくるよう指示をしました。

文章を読み返すのにかかる時間は10分程度だと思いますので、時間的な負担はそれほど大きくはないはずですが、授業時に「わかった」ので「わざわざ読み返さなくても大丈夫」と感じるお子様はいると思います。しかし、読み返さなければ忘れてしまうので、文章の再読が必要になるのです。
大人からみたら「たいしたことはない」と思える課題ではありますが、お子様にとっては必ずしもそうとは言えないケースがあります。時間をかけて行動を適正化していけるよう、働きかけています。

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