2024年12月6日
今週は,小数の掛け算を扱いました。今日の授業が終わった段階では,みなさん問題なく小数の掛け算はできていました。次回の授業では,もう一度,小数の掛け算の確認をした後で,小数の足し算との混乱がないかを確認します。小数の足し算と掛け算は,どちらも小数の計算ですが,やるべき行動はまったく異なりますので,習い始めの段階では,混乱がどうしても起こります。混乱を解決していくことが,頭の成長につながりますので,次回以降,丁寧に扱いたいと思います。
お子様によっては,字が乱雑なために,自分が書いた数字を読み違えて間違ってしまうことがあります。読み間違いがあるごとに,その都度注意することは必要ですが,なかなかそれだけでは修正できません。
ONEでは配られたプリントには,配られた時点で名前を書くように指導しています。これには,名前を書くことで持ち物をなくさないようにするという実用的な意味もありますが,文字の練習という意味もあります。乱雑な文字を修正するためには文字を書く練習が必要です。このとき,全ての文字を練習する必要はありません。いくつかの文字がきちんと丁寧にかけるようになれば,他の文字も自然と丁寧に書けるようになるものです。そこで,最も書く機会が多い文字である,自分の名前を使って,文字の練習をしてもらっています。名前を乱雑に書いている場合には,書き直すように指導しております。
字を丁寧に書くようになることで,他の行動も丁寧に行えるようになっていきますので、繰り返し指導していきます。