2024年10月11日
今週から,小数の足し算・引き算の練習を始めました。小数の足し引きについては,筆算で「小数点を上下にそろえて書くこと」と,「数字がない場所には0があるとしてよい」という計算のルールを覚えてしまえば,難しくないはずです。
例えば
27.3+1.54であれば
このように書いて筆算で計算すればよく,ここからの手順は整数同士の足し算と変わりません。このような計算に関するルールを覚えても,小数の足し算・引き算を頻繁に間違えるお子様は,小数の計算ではなく,それまでに習った,0を含む整数の計算の繰り上がり・繰り下がりに問題がある場合が多いです。
計算に問題があるからといって,慌てる必要はありません。問題がある部分がはっきりしたのですから,前に戻ってそれを直すための努力をし、先に進んだときに同じ間違いを繰り返さないようにしておくことが最も大切です。授業においては、前半の復習の時間などを使って,過去に学んだことについても問題がないかを確認して,必要があれば練習してもらって修正していきます。