2024年11月30日
これまで授業後半では物語文を扱っていましたが、本日から論理的文章を読んでもらいます。
小学生の中には「物語は好きだけど、説明文や論説文は嫌い」というお子様が少なからず存在します。国語が苦手な人に限定すると、その割合はかなり高いのではないかと思います。
現在通われているお子様方は、文章を読むことに対して非常に前向きです。この状態ができあがっていれば、論理的な文章でも読み進めることができます。ただし、いきなり難しい言葉がたくさん使われている長い文章などを与えたら、やはりネガティブな印象を抱いてしまう可能性があります。
(1) お子様の興味を引くテーマの文章であること。
(2) 扱う文章は長くても800字前後までとすること。
(3) 難しい言葉については、文章を読む前に説明を加えること。
(4) 最初は一文一文立ち止まり、ガイドをしながら読み進めること。
論理的文章を扱い始める際は、こういったことが必要になります。
今後の授業においては、論理的文章を読むことを中心に行っていきます。論理的文章をしっかりと読むことができるようになると、物語・小説の読みの精度もレベルアップします。
しばらく授業で物語・小説を扱うことがなくなりますので、「物語や小説を読みたい」というお子様には読みたい本を自由にお読みいただければと思います。また、「自宅で読める短い物語がほしい」というお子様がいらっしゃいましたら、お声をかけていただければと存じます。