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小5社会 授業報告 6月7日

前回の授業報告はこちら → 授業報告5月31日

前回実施した「工業地帯・工業地域のまとめテスト」については、全員がよくできていました。前回得点が思わしくなかったお子様もしっかりと準備してくることができていました。

「四大公害病に関するテスト」の方は、パーフェクトにできていたお子様もいらっしゃいますが、漢字の間違いなどが少なくなく、習熟不足の方が目立ちました。覚えることの数自体が多くはないのですが、それが学習の甘さにつながってしまったようです。

実は四大公害病について覚える際には、いろいろな難しさがあります。
まず、意味のわからない物質、効いたこともない物質の名前を覚えなければならない。「有機水銀」・「カドミウム」・「亜硫酸ガス」などと言われても、それがどんなものかはわかりません。病気の原因物質だということがわかっても、見たことも聞いたこともないものです。
発生地域についても、都道府県名はともかく、水俣湾・神通川・阿賀野川などは聞いたことがないことがほとんどだと思います。知らないものと知らないものを関連付けて覚えるのですから、未知のものと既知のものを結び付けていく記憶よりもたいへんです。

また、個人差もありますが、覚えやすいものと覚えにくいものがあります。「漢字を覚えるのが苦手」という人もいれば「カタカナのことばを覚えるのが苦手」という人もいます。前者の場合、今回は「俣」という文字を「保」・「候」などと間違って覚えてしまう、後者の場合は「カドミウム」を「カドミニウム(アルミニウムと混ざってしまう)」と覚えてしまうといった間違いがありました。

テストの準備をしてこないお子様は、ほぼいません。後は覚えたかどうかの判断を的確に行えるようになることがポイントになります。覚えたかどうかを声に出したり紙に書いたりしてチェックする。間違えたらもう一度繰り返し、再度チェックをする。こういったことを通じて、覚えたかどうかを正しく判断できるようになることが、当面の目標になるでしょう。

テスト終了後、「工業のもたらした問題」として、「過疎」「過密」という人口問題を取りあげました。東京に住んでいるお子様にとっては、過密というのはイメージがわきやすいのですが、過疎というのは日常的には縁遠いことかもしれません。過密・過疎がどのような問題につながるのか、ということについて説明をし、それについてできるだけ具体的にイメージをしてもらいました。

次回は、公害および人口問題についてのテストを実施します。

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