小4算数　授業報告　5月1日

今週も，割り算の筆算の練習を行いました。今週まで時間をかけて，割り算の筆算の練習をしてきましたので，割り算の筆算の手順については全員頭の中に入ったようです。ただ，割り算の筆算では「足す・引く・掛ける」といった他の計算にはない，見当をつけるという動作が必要です。見当をつけるという動作は，機械的にこうやればよいというものではなく，試して確認することが必要で，大人が思うよりも小学生にとっては難しいものです。これは，時間をかけて回数を繰り返して慣れていくしかありません。今後も，毎週繰り返し練習をしていきます。

今後の学習を考えても，見当をつけるという動作に慣れることには意味があります。細かい数字が分からなくても「おおよそこのぐらい」という感覚を持つことは考える手掛かりになることがあります。こういった感覚はすぐに身につくものではありませんので，4年生のうちから機会があるごとに触れていきます。

次週からは，単位換算と計算の順序についても練習をしてもらう予定です。