小5国語　授業報告　5月1日

毎回、授業の後半の最初に、前回までに読んだ文章に使われていた難しい語句・重要語句の意味を問うテストを実施しています。以下は、今週のテストで出題した語句の一部です。

はびこる／過程／恵み／経済的／元来／原生林／資源／侵食／生業／多様性／著しい／排除／里山

小学校５年生のお子様にとっては馴染みのない言葉です。しかし、中学受験を目指す以上は、こういった難しい語句を含む文章を読解できるようになる必要がありますので、ことばの意味を理解しておく必要があります。「豊かな語彙を身につけること」は受験国語において、最も重要なことだと言えるでしょう。

「豊かな語彙を身につける」ために、最も重要なことは繰り返し触れるということです。授業（テストを含む）および宿題において、この「繰り返し触れる」ということをやってもらっています。

前回の授業で現在扱っている文章についての語句の説明をすべて終え、一週間の家庭学習の中でその確認および定着をするための作業をしてもらっていましたので、今回の授業の語句のテストで定着度を確認しました。テストの出来具合に大きな問題があるお子様はいらっしゃいませんでした。

今回はここまでに身につけた語句の知識を土台にして、文章を通読していきました。文章を読んでいく際に意味のわからない言葉が出てこないという、文章を理解していくための前提条件が整った状況で文章を読んでいきましたので、みなスムーズに理解しながら読み進めることができていました

次回からは新しい文章を扱います。これもまた５年生にとっては難しい語句が多く使われている文章ですが、時間をかけてていねいに学習を進めていきます。