東京・三鷹駅から徒歩5分-小学生(中学受験)・中学生(高校受験)対象の少人数制進学塾です。進学教室ONEでは無理なく「やれること」から少しずつ負荷を上げ、受験勉強を通して能力・精神力を鍛えていきます。
進学教室ONE
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小4国語 授業報告 5月12日

12日・19日の2回の授業を使って、一本の長い物語を読んでもらいます。
12日は前半の約4000字分の文章を読んでもらいました。5枚のプリントにわけて少しずつ読んでもらったのですが、途中で音を上げたりすることもなく、全員が「早く次が読みたい!」という感じで、前向きな姿勢で文章を読んでいました。続きを来週読むという予告をし、「このあとどうなると思うか?」と質問したところ、みな今後の展開に思いをはせていました。

4年生の国語において最も重要なことは、「文章を読むことに対してネガティブな感情を持たない」ということです。国語が苦手というお子様の多くは「文章を読むことが嫌い」で、文章を与えられても「いやいや読み進める」という状態になっています。こうなってしまうと、修正するのは非常に困難です。

文章を読むことに対して負の感情を持たせないために、ONEでは以下のような点に留意しております。

(1)お子様が楽しく読める文章を厳選して与える。
国語の授業をやっていると、お子様の「食いつきがよい文章」・「食いつきが悪い文章」があることに気づきます。小4の前半の時期には「食いつきのよい文章」を厳選して、お子様に読んでもらっています。お子様達は自力でむさぼるように読んでいきます。
難しい言葉の意味、文章を読む前提となる背景知識などの説明はしていますが、文章の内容について詳しい解説を加えることはしていません。

(2)問題を解かせない。
「問題を解く」という作業があると、文章を読むことが「目的」ではなく、答えを出すための「手段」になってしまい、純粋に文章を楽しむことができなくなります。受験がある以上、問題を解く練習をしなければならない時期もありますが、文章を読む姿勢ができあがっていない段階でやるべきことではないと考えております。

 

現在通われている4年生のお子様たちは、みな文章を読むことに対してプラス感情を持つことができていると思います。現在は楽しく読める物語を中心に扱っていますが、お子様の様子を見ながら、徐々に説明的な文章を扱うようにしていきます。

 

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