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今回も授業の最初に都道府県テストを実施しています。春期講習最終日に大きく記録を伸ばしたお子様が多数いらっしゃいましたが、その後も少しずつ記録を伸ばしているお子様も目立ちます。繰り返し思い出すことで記憶が徐々に確かなものになっていきます。8分間で都道府県47個、都道府県庁所在地47個の計94個をコンプリートしたお子様は現在までのところ2名です。今月最後の授業で春期講習で実施したプレゼント企画を行いますので、全問正解を目指して頑張ってもらえればと思っております。
授業の復習テストとして、「漁業」の範囲のテストを実施しました。概ねよくできているのですが、1、2か所の漢字の間違いをしているお子様が目立ちます。これは覚える際の注意力の問題ですので、修正のためのアプローチを行っていきます。
授業では、「工業」について説明をしました。「工業」については、覚えなければならないことが多くあります。
(1) 日本の主な工業の種類
鉄鋼業、石油化学工業、自動車工業、電子工業……などについて、受験で問われる重要事項を覚える。
(2) 工業地帯と工業地域
工業のさかんな工業地帯・工業地域について、場所と名前、主な工業都市などを覚える。
(3) 工業の引き起こした問題
公害および過疎・過密などの人口問題について覚える。
前回および今回の授業で、(1)の説明を行いました。説明を行った後に、確認用として次週実施するテストの問題をお渡しし、授業で説明を聞いただけでは全部を覚えることはできていないということを確認してもらいました。授業内で一通り答えを確認しましたので、このプリントをそのまま覚えてきてくれれば、テストはできます。事前に問題を渡したら、簡単に満点がとれるのではないかと思われるかもしれませんが、完ぺきに覚えることはお子様にとっては必ずしも容易なことではありません。
単純に用語を答える問題だけではなく、「製鉄所が海岸沿いに建てられる理由」や「IC工場が空港や空港へのアクセスがよい高速道沿いに作られる理由」、「コンビナートとはどのようなものか」といったことを記述してもらう問題もありますので、簡単ではないと思います。答えを丸暗記しようとするお子様、理屈を覚えてそれを思いだして記述しようとするお子様、どちらもいると思います。まずは今回は自分の思った通りの方法で覚えてきてもらった上で、来週、テストを実施します。