東京・三鷹駅から徒歩5分-小学生(中学受験)・中学生(高校受験)対象の少人数制進学塾です。進学教室ONEでは無理なく「やれること」から少しずつ負荷を上げ、受験勉強を通して能力・精神力を鍛えていきます。
進学教室ONE
13:00~22:00(月~金)、11:00~22:00(土)

小4国語 授業報告 3月3日 「漢字の学習について」

前記事はこちら → 授業報告2月24日

今回は漢字の学習について書かせていただきます。

漢字の学習というと、漢字の形を覚えることだというイメージを持たれる方が多いかもしれません。小学生のころにノートやドリルに繰り返し漢字を書かされた記憶がある方は少なくないでしょう。

ONEにおいては、4,5年生の間は、漢字の書き取りは原則として行いません。

漢字の学習において必要なことは以下の3つです。
(1) 漢字の読み方を覚えること。
(2) 漢字の意味を覚えること。
(3) 漢字の形を覚えること。

もちろんどれも重要なのですが、(1)や(2)の方が(3)よりも重要です。

中学受験の問題で取り上げられる文章を大人が読んだ場合、読めない漢字や意味の分からない熟語などは、ほとんど出てこないでしょう。文章の内容理解に支障をきたすようなことはほとんどないはずです。しかしながら、中学受験の書き取り問題がすらすらできるかと言うと、度忘れしていて書けないなどということは珍しくないかもしれません。最近は文章を書くときにもパソコンやスマホなどを使用して書くことが多く(このブログももちろんそうです)、実際に文字を手で書くという機会がめっきり減っていますので、いざ「漢字を書け」と言われると、正確な形を思い出せないなどということは珍しくないでしょう。

漢字は書けなくても、読めて、意味がわかるのであれば、文章の読解の際に困ることはなく、大きな問題にはならないのです。しかも、読めて意味がわかるという状態で、繰り返しその漢字に文章の中で触れていれば、形もある程度自然に覚えていきます。

書き取り練習というのは時間がかかりますし、単なる苦痛を伴う作業になってしまいがちです。
お子様は意味もわからず漢字を何回も書く。書いたばかりの漢字について「どういう意味?」と尋ねられると、「わからない」などということもあります。これでは何のために漢字を学習しているのか……ということになってしまいます。漢字のドリルなども形式的な作業で進められてしまうものが多く、注意が必要でしょう。

ONEの4年の授業では、一週間に3つの漢字を取り上げ、読み方と意味を用例を通して確認しています。1回の授業で扱う漢字が多くなく、また時間をかけて説明をしますので、授業の時間内で覚えられることが多いと思いますが、復習用として、読み方を答える問題、意味を答える問題、漢字を用いた短文を作る問題を載せたプリントを家庭学習用として配付しています。書き取りの宿題と違い、長い時間を要するものではありません。

もちろん入試では漢字の書き取りの問題は出ますので、対策は必要です。ただし、4年生のうちからやる必要はないと考えています。まずは漢字の読み方・意味を少しずつ身につけてもらうことを念頭に指導しております。

 

お問い合わせ




お子様の学年 (必須)
小学3年生小学4年生小学5年生小学6年生中学1年生中学2年生中学3年生

当塾を知ったきっかけ
検索エンジン(Google,Yahooなど)お子様からの提案友人・知人の紹介

紹介されたご友人・知人のお名前

下のボックスにチェックをいれてください。

お問い合わせ ブログ