12月7日に一回目の国語のプレ授業を行いました。
短期受験コースにおいては、通常よりも短い期間で受験準備を行いますので、抽象度の高い高難度の文章やマニアックな知識などは扱わず、基本的な言語知識、頻出テーマの文章などを扱い、基本的な出題の多い入試問題に対応していきます。6年の後半では、個々の志望校に応じた対策を、過去問を通じて実施していきます。
しばらく間、授業においては以下のような内容を扱っていきます。
(1)漢字~これについては、6年生の漢字学習において使用する「漢字トレーニング」というプリントを使用して進めて参ります。まずは「頻出漢字の読み・意味」について学習を行い、その後に書き取りの学習に入っていきます。「漢字トレーニング」は日々、家庭で行ってもらう宿題となり、ONEに来る日には毎回提出していただきます。
(2)語句知識~偏差値50前後の学校の中には、知識の独立問題を出題する学校が多くあります。それに対応し、「ことわざ・慣用句」・「四字熟語」・「類義語・対義語」・「熟語の組み立て」・「文法」などの学習を行っていきます。今回は四字熟語を扱いましたが、前述の「漢字トレーニング」を使って、授業で学習した内容の定着を図っていきます。
(3)文章読解~「頻出テーマを取り扱った文章」なおかつ「重要な語句が多く含まれる文章」を使用し、文章を理解するために必要な知識の確認をしながら、丁寧に文章を読むトレーニングを行っていきます。一本の文章を時間をかけて読み進めていきます。
宿題を日々行い、毎回提出をするというのは、慣れるまでは大変だと感じることもあると思いますが、短期間で受験準備をするためには、できるだけ早く学習姿勢を作り上げる必要があります。授業日には科目を問わず、すべての宿題を提出していただき、改善すべき点については修正のためのアプローチを行っていきます。