小4国語　授業報告　10月20日

毎回、授業において扱っている文章は、小学校4年生のお子様にとっては簡単に読めるものではありません。したがって、その文章を読む前提として持っておくべき知識、その文章中に使われている難しい語句の意味などについて説明した上で、文章を読み進めてもらっています。

授業中に説明した知識に関しては、今後、さまざまな文章に触れていく上で身につけておきたい内容ですので、翌週の授業においてテストを実施しています。

本日も前週までに説明した内容に関するテストを実施しましたが、多くのお子様はよくできていました。しっかりと前回の復習を行ってきてくれていました。特に覚えるためのプリントを配付し、宿題として課すというようなことはしていませんが、繰り返し文章を読んだり、ノートを見直したりするなど、テストに備えて勉強をしてくれていました。

前提となる知識が頭に入った状態で文章を読み進めていけば、通読の際の理解は当然深まっていきます。そして文章を繰り返し読むうちに、先ほどの前提知識についての理解もより深いものとなっていきます。どれだけ多くのことを一本の文章から学べるかということが非常に重要です。さらっと一回通読して、問題を解いて終わり……というのでは、文章から何かを学ぶということは困難です。

今後、少しずつ扱う文章のレベルが上がっていきますが、学習に取り組む姿勢ができていれば、あまり恐れることはありません。読むための前提知識を吸収しつつ、繰り返し文章を読んでいってもらいます。