2024年12月20日
前回の記事はこちら→ 小5社会 冬期講習前半
前回と同様、今回も2種類のテストを実施しています。
(1)短期記憶のテスト
前回の授業で「眺めるだけ覚えようとしている」お子様に対し、漢字の間違いが多く、得点が伸びなかったことから、「覚え方に工夫が必要」という指示を出していました。
今回のテストでは、ただ「眺める」だけでなく、「書いて覚える」という形で、覚え方を修正していました。前回に比べ、漢字の間違いが大幅に減り、大きく得点を伸ばしていました。繰り返し書いていますが、「社会」の学習において最も重要なことは、どうやったら覚えられるかということに気づき、それを実行することです。テストの目的は、「覚え方」が適切であったかどうかを検証し、問題がある場合にはそれを修正していくということにあります。覚え方をしっかりと修正できたことには、とても大きな意味があります。これで油断せず、継続してその方法で覚えていくことが重要です。
(2)授業の確認テスト
今回は「室町時代」に関するテストを実施しました。前回の「鎌倉時代」のテストは2度目にしてほぼ完ぺきな状態になりましたが、今回の「室町時代」のテストは1回目から非常によい出来でした。欠席をしていたお子様以外は合格点です。自分で「覚えた」と判断した段階で、覚えたかどうかをチェックし、覚えきれていないものを再度覚えて、その後にまたチェック・・・ということをできるようになってきているということでしょう。
テスト終了後、「安土・桃山時代」について説明しました。1月の最初の平常授業時に「安土・桃山時代」についてのテストを実施します。