2024年11月14日
今回の夏期講習において、「水溶液の特定実験」を行いました。「水溶液」の単元に関しては、6月末から説明を始めており、今回の実験をより楽しんでもらうために、知識の定着を丁寧に進めてきました。今回の実験を通じて、自分のため込んだ知識の中から必要なものを的確に取り出す練習になったのではないかと思います。実験の内容は以下の通りです。
この実験は見た目が同じ複数種類の水溶液を用意し、その水溶液に対して様々な実験を行い、水溶液の正体を特定する、というものです。
使用した水溶液は、
・塩酸
・炭酸水
・食塩水
・水酸化ナトリウム水溶液
・石灰水
・アンモニア水
の6種類です。
なおこれらの水溶液は、万が一手に触れることを想定し、安全な濃度まで希釈しております。
行った実験は、
・水溶液を蒸発させる
・BTB溶液をたらし、水溶液の色の変化を観察する
・水溶液のにおいをかぐ
・二酸化炭素を加えて石灰水を特定する
の4種類です。この4種類の結果をもとに、水溶液を特定してもらいました。
最終的には、全員が水溶液を特定することができていました。
単純に知識を覚えることももちろんですが、様々な方向からのアプローチで知識の定着を行っていけるよう今後も努めていきます。