現在、5年生の国語においては、2つの宿題を出しております。本日はこの宿題についてご説明させていただきます。
(1) 漢字のプリント
授業で学習した漢字について定着を図るためのプリントです。指定された曜日に、指定された部分の学習を実施していただきます。
漢字の形を覚えることではなく、読み方と意味を覚えることに主眼を置いております。
宿題を行う際に気をつけることが2つあります。
一つ目は、読み方や意味を忘れてしまったというときには、質問をして解決をするということです。辞書を引くことについては、原則としては禁止です。その理由については以前に記事を書いておりますので、そちらをご参照いただければと存じます。→ 「辞書をひくこと」について
二つ目は、丁寧に文字を書くということです。一刻も早く宿題を終わらせようと思うと、表記が雑になりがちです。とりあえず形式的に終わらせることを優先し、いい加減に宿題を終わらせるのであれば、宿題をやる意味はありません。あまりにも雑な表記については、書き直しをさせるなどの形で対応させていただきますので、ご了承下さい。
(2) 文章の語句チェック
授業で扱っている文章を初めて読んだ際に「読めなかった語」・「意味のわからなかった語」にはしるしをつけてもらっています。これらの言葉については授業中に説明をしております。、ご家庭において、授業時に説明された内容を思い出し、しるしをつけた語句の読み方や意味をノートにまとめてくるというのが宿題です。この宿題については毎日ではなく、授業のない曜日に行うよう指示をしています。結果として、同じ文章の同じ部分に用いられる同じ語句を何度もノートにまとめてもらうことになります。「一回まとめればそれでいいのではないか?」と思われるかもしれませんが、自分が読めなかったり意味が分からなかったりした言葉について、1回でその読み方や意味が定着するということはありません。繰り返し触れるからこそ、その言葉が定着していきます。
(1)・(2)ともに、ONEに来る日には必ず毎日提出してもらいます。不十分なところがある際には、改善を求めていきます。
国語の授業時には宿題で学習した内容につき、チェックテストを実施しています。チェックテストの出来が良くないということは、一週間の宿題のやり方に問題があるということになります。問題点については、改善のためのアプローチを行ってまいります。