東京・三鷹駅から徒歩5分-小学生(中学受験)・中学生(高校受験)対象の少人数制進学塾です。進学教室ONEでは無理なく「やれること」から少しずつ負荷を上げ、受験勉強を通して能力・精神力を鍛えていきます。
進学教室ONE
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字を丁寧に書くことの重要性

表題の件につきましては、過去に何回も記事にしておりますが、非常に重要なことですので繰り返し書かせていただいております。

ONEにおいては、小4~小6のすべてのお子様に文字を丁寧に書くということを求めています。こちらが声をかけるまでもなく、丁寧に文字を書いているお子様については問題はないのですが、油断をすると表記が雑になってしまうお子様もいらっしゃいます。

宿題や授業中の小テストなどにおいて、あまりに文字の表記が雑な場合は、書き直しを命じたり、注意をさせていただいたりという対応を行っています。「書き直し」を命じられたりすることは、お子様にとっては精神的に負担になります。しかし、文字を雑に書くという行動をそのまま看過した場合に、非常に大きな損失となるので、できるだけ早い時期にこの部分は矯正すべきであると考えております。

文字の表記が雑なことによるマイナス面としては
① 漢字の問題などにおいて、正しい漢字を書いたのに、不正解とされてしまう。
② 記述問題で採点者に与える印象が悪いために、採点が辛くなる可能性がある。
③ 自分の書いた数字を読み間違えるために、計算ミスが増える。

などといったことが語られることが多いのですが、もっと重大な問題があります。

文字の表記が雑なお子様は、あらゆるものを粗雑に扱ってしまう可能性があります。
学習の過程において、丁寧に扱わなければならないことが多々あります。記憶をする際、思考をする際、文章を読み書きする際、あらゆる段階において、丁寧に学習を進めることが必要です。記憶が不正確になったり、思考する際に筋道を丁寧に追いかけないために混乱してしまったり、文章をいい加減に読んで誤読をしてしまったり、設問を慌てて読んで条件を見落としてしまったり……といったことは、受験勉強においては、たいへん大きなマイナスにつながります。答案を読む人に対する配慮に欠けるいう点についても、修正すべきでしょう。

雑な表記については、その都度注意していますので、ONEの教室においては丁寧に文字を表記しようと心掛けてくれることが多いです。もっとも、家庭でやる宿題となると文字表記が雑になってしまうという方もいます。また、学校でノートやプリントに書いている文字が、ONEで書いている文字とは全く異なり、非常に粗雑になっているとうケースもあります。お子様は「厳しく言われる」空間においては問題点を改善しようとする行動がとれますが、その空間から解放されると行動がもとに戻ってしまうということがあります。学校でも「厳しく」注意をしてくれればいいのですが、そうでないケースが多いようです。お子様の書いた文字の表記があまりに雑な場合は、ご家庭においても「ていねいに表記する」ことについて、注意を促していただければと存じます。

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