2024年11月14日
今回の授業から、新しく「人体」の単元についての内容を扱いました。
まず初めに、人体のみならず生物は細胞の集合体であることを伝え、細胞が活動するためには栄養や水分が必要であり、その栄養や水分を運ぶ役割を担っているのが血液・血管であることを認識してもらいました。その後、具体的に栄養や水分を体に取り入れるために必要である臓器とそれらの細かな役割を説明しました。
血液・血管の役割を認識してもらう際には、「植物」の単元で扱った道管・師管を思い出してもらいました。道管の役割は根から吸い上げた水分の通り道であり、師管の役割は葉で作られた養分の通り道です。この道管・師管もまた血管と同じように全身の細胞へ栄養と水分を届けるためのものです。このように、今までに扱ったものと対応する形で伝えることで新しい知識が認識しやすくなります。
「人体」の単元は目に見えないものを認識する必要があり、理解しにくいうえに覚えるべき知識量も多い単元になっています。今までに身につけた知識と対応させられる内容を扱う際には、既習の内容と関連させながら、知識の定着を図っていきます。