国語の授業においては、現在、5年生に2種の宿題を課しています。
この宿題について、説明させていただきます。
一つ目は「漢字」についての宿題です。
ONEの5年国語の授業では、前半の時間を使って、毎週新しい漢字を学習します。現在は一週間に5つの漢字を取り扱っています。
ONEの漢字学習に関しての基本的な考え方は、過去記事でも書いていますので、詳しくはそちらをご覧下さい。
※ 中学受験における漢字学習について
※ 中学入試で必要な漢字と教育漢字は異なります
漢字の宿題として、B4の両面刷りのプリント1枚を配付しています。
国語の授業翌日の火曜日から、翌週の授業前日の日曜日まで、毎日やってもらうものです。プリントに書き込むわけではなく、宿題用のノートをご用意いただき、そちらにやっていただいております。
日によってやってもらうことは異なります。例として、今週分の宿題の中からごく一部を抜粋して載せておきます。
上記の例では、火曜日は「読み方」、土曜日は「意味」を答える問題になっています。問いに要求に沿って、日々、ていねいに取り組んでいただければと存じます。
ONEに入塾して間もないお子様の場合、「一文をていねいにノートに書いて」という部分を見落とすことが少なくありません。実際、多くの塾(学校も?)では、テストに出題される漢字の部分だけを繰り返し書かされることが多いと思いますので、その形で対処するものだと判断してしまうのは無理のないことだと思います。このような場合には、次週からやり方を修正してもらいます。一文を全部書かせることには、いくつかの意図・意味がありますが、これについての説明は長くなりますので、今回は割愛させていただきます。(なお、このやり方は5年生の間の限定的なものです。6年生になると、漢字の学習のやり方はがらりと変わります。)
宿題を行う際に、絶対に守ってほしいことがいくつかあります。
① 指定された曜日に実施する。まとめて数日分をやることは禁止。
② 文字をていねいに書く。雑に書いていたのでは、成果は得られません。
③ 文章を書き写す際は、プリントをよく見て正確に書き写す。
なお、①~③は密接に関連しており、①を守れない人は②や③も守れなくなりますし、②ができない人は③もできていない状況になります。
これは漢字学習に限ったことではなく、記憶をするための学習においては非常に重要なことです。問題がある場合には、改善のためのアプローチを行っていきますが、ときにそれをお子様が負担に感じることもあるかもしれませんが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。